◇カンボジア もみがら発電プロジェクト
2004年9月。カンボジアの首都プノンペン から約20キロ南に位置する、カンダル州アンスヌール村。カンボジア最大の精米所であるアンコール精米所では、従来、ディーゼル油を燃料に発電し、その電力で精米機を動かしてきました。
クリーン・エネルギー・ファイナンス委員会が考えたCDM事業とは、精米機に出るもみがらを燃やして発電を行い、精米に使う電力をまかなうというもの。
化石燃料であるディーゼル油も、もみがらも、燃やすと二酸化炭素(CO2)を排出しますが、もみがらの場合は稲が成長する過程で吸収したCO2と同量を排出するだけなので、大気中のCO2濃度 には影響を与えず、温暖化を促進しません。
今回のもみがら発電の場合、電気が通っていなかった精米所の周辺地域に余剰電力を供給するため、地域住民の生活の質向上にも貢献できます。バイオマス発電
*の技術移転もできます。
カンボジア環境省気候変動オフィスの責任者は、「資源が少ないカンボジアではエネルギー源の確保が重要な問題。このプロジェクトは、エネルギー問題の解決に貢献する上、農業の促進にも役立つ」 とプロジェクトに大きな期待を寄せ、カンボジア初のCDM事業を承認しました。

CO2オフ生活推進協議会のトップへ戻る